消防設備の点検ができる消防設備士の資格は、
消防設備士試験に合格することによって免状を受けることができます。
消防設備士試験に合格したら免状申請を行わないと免状が届きません。
今回は消防設備士免状の申請方法を詳しく説明します。
免状申請方法が良く分からない方も、
この記事を参考にしてもらうと申請ができるようになりますよ。
免状申請に必要なもの(準備するもの等)
最初にこれらのものを用意します。
免状申請に必要なもの
・消防設備士試験合格通知はがき
・収入証紙 2900円分(申請先都道府県の証紙で)
・封筒2通
・434円分の切手
これらのものに加えて、
すでに消防設備士免状を持っており、
違う類の試験に合格した方は「既得の消防設備士免状」が必要になります。
ではどうやって申請するのかを順番に説明します。
免状申請書類作成方法
消防設備士試験合格通知はがきに申請日、氏名、電話番号を記入
消防設備士試験の合格を知らせる通知はがきの内側右ページの上部に
申請日、申請者名、電話番号を記入します。(画像の赤枠の部分)
試験合格通知はがきの裏面に収入証紙を貼り付ける
収入証紙は枠の中に入ればどこに貼り付けていても受け付けてくれます。
水でも貼り付けられますので、しっかりと外れないように貼り付けましょう。
申請用封筒に試験センターの宛先、返信用封筒に自分の宛先を記入
免状申請書類を送る用の封筒には送り先の消防試験研究センターの宛先を書きましょう。
郵便番号、住所に加えて「消防試験研究センター 〇〇県支部 御中」と書きます。
プラスで私はいつも赤字で「消防設備士免状申請書類在中」と記入しています。
その方が研究センターの方も分かりやすいと思いますので。
返信用封筒(免状送付用)には自分の住所と氏名を記入します。
そして434円分の切手を貼っておきます。
免状申請用封筒に合格通知はがき、返信用封筒、既得免状を入れる
消防試験研究センターの宛先を書いた免状申請用封筒の中に
・収入証紙を貼った合格通知はがき
・自分の宛先を書いた返信用封筒
・すでに持っている消防設備士免状
を入れて封をします。
初めて消防設備士免状を申請する方は、免状は入れなくて大丈夫です。
(持っていないので当たり前か)
のりやテープでしっかりと封をしましょう。
郵便局へ申請用封筒を持っていき、簡易書留で送る
最期に郵便局へ持っていき、簡易書留で申請用封筒を送ります。
大事な書類になりますので、
必ず簡易書留で送るようにしましょう。
あとは、約1か月後に消防設備士免状が返信用封筒に入って届きます。
大阪府など収入証紙を利用しない都道府県の場合の免状申請方法
大阪府など、免状申請時に収入証紙を利用しない都道府県が増えてきています。
その場合の免状申請方法について、大阪府を例に挙げて説明します。
消防設備士試験会場で免状申請用書類セットが配布される
大阪府で消防設備士試験を受けると、退出時に画像の様な消防設備士免状申請用書類セットがもらえます。
中には、
・免状申請の手引き
・免状交付手数料払い込み用紙
・返信用封筒
が入っています。
「免状申請のお知らせ」のプリントに
免状の申請方法が詳しく書いてあるので、
その通りに進めれば申請ができます。
コンビニや銀行で免状交付手数料を支払う
コンビニや銀行で免状交付手数料を支払うと、
「大阪府手数料納付済証」という控えがもらえます。
これを証紙の代わりに合格通知はがきの裏面に貼り付けます。
返信用封筒に自分の住所、氏名を書き、切手を貼る
他府県と同じ様に、返信用封筒に自分の氏名、住所を記入し、
434円分の切手を貼ります。
試験会場で配布された大きな封筒に必要書類を入れる
試験会場で配布された書類の大元の封筒が免状申請書類を送る封筒になりますので、
必要事項を記入して、その中に
・手数料納付済証を貼った合格通知はがき
・自分の住所、氏名を書いた返信用封筒
・既得消防設備士免状
を入れて郵便局で送ります。
送る時は必ず簡易書留にしましょう。
収入証紙が必要無い都道府県の方が封筒が用意されていたり、
交付手数料がコンビニなどで支払えるので楽ですね。
まとめ
消防設備士試験に合格し、免状を受け取るには免状申請をしないといけません。
その方法は、
封筒に申請する都道府県の消防試験研究センターの宛先を書き、
収入証紙を貼った合格ハガキ、返信用封筒、すでに所持している消防設備士免状を入れて、
簡易書留で送ります。
収入証紙を利用しない都道府県の場合は、
収入証紙が金融機関で支払った後にもらえる交付手数料納付済証に代わり、
後の作業は同じになります。
この記事を読みながら免状申請をすると簡単にできますので、
ぜひ参考にしてください。
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