ガリバーのぼうけん(絵本)小人の国に迷い込んだ不思議なお話

絵本レビュー
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『ガリバーのぼうけん』

武井直紀 文
井江 栄 絵
チャイルド本社 出版
おすすめ年齢:3歳~小学生

■あらすじ■
ガリバーは世界中を旅している冒険家です。
船で海を渡っていたある時に大きな嵐に襲われました。
船が大波に飲み込まれ、ガリバーは海に投げ出されてしまいました。

海を流され続けて、ガリバーはどこかの国も浜辺に打ち上げられました。
ガリバーが目を覚ますと、身体を縛れて動けません。
さらに小さな小人達が何千人もガリバーを取り囲んでいます。

ガリバーは小人の国に流れ着いてしまったのです!

縄をほどこうとすると小さな矢を何百人の小人が打ってきました。
思わず「やまてくれ」とお願いすると攻撃はおさまり、
ジェスチャーで「お腹がすいている」と
小人達は小さな食べ物やぶどう酒をたくさん持ってきてくれました。

小人300人分の食料を食べたガリバーでしたが、
ぶどう酒の中に眠り薬が入っていて…




■レビュー■
世界の名作「ガリバーの冒険」の紹介です。
冒険家のガリバーがある時小人の国に迷い込んでしまうという内容。

最初は警戒して敵対心があった小人ですが、
ガリバーと関わるうちに仲良くなる過程がおもしろいですね。
ガリバーが股を開いて門の様にして、その下を鼓笛隊がくぐったり、
ガリバーの身体をアスレチックの様にして小人の子ども達が遊んだりと
とても親密になっていることが分かります。

ガリバーからすると、小人何千人に縛られ囲まれて怖い気持ちがあったでしょうが、
小人側の視点に立ってみると、見たこともない大男が急にやってくるのですから、
小人の国は大騒ぎだったことでしょう。
きっと小人の王様がしっかりと対応指示して、ガリバーとも直接対話したことが
両者にとって良かったのだと思います。

小人の世界にも普通の人間の世界と同じく、
街があり、家があって、違う国の小人がいるのも面白いですね。

この絵本を読みながら、
「みんながもし小人の世界に行ったらどうする?」
などと子ども達に問いかけてみるのも良いですね。

「滑り台になってあげる」や「お人形さんと一緒ぐらいだからままごとする」
などいろいろ話してくれそうです。

私が持っている「ガリバーの冒険」の絵本はチャイルド本社さんの
世界の名作シリーズのものなのですが、
もう絶版みたいで手に入りにくいですが、
絵が独特で、ガリバーが外国人(日本人でない)であることが
とても分かりやすいタッチの絵なので、
一度読んでもらえればと思います。

■読んだ子どもの姿■
小人の国という不思議な世界に最初は驚いており、
そのため真剣に絵本を聞いてくれます。

小人に対してガリバーは大きいので、
数字が分かる年齢の子どもは、
「300人ってすごい!!」などとびっくりすることでしょう。

最後の文章の
ガリバーが国に帰ってから今回の出来事について書きました。
それがこの物語です。
ということの意味を子ども達に知らせてあげてもいいですね。
想像力を育むきっかけになるでしょう。

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↑が私のおすすめのガリバーのぼうけんの絵本です(今は絶版)





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