チョコたろう(絵本)困っている方にチョコレートを配る優しいチョコの話

絵本レビュー
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『チョコたろう』

森絵都 文
青山友美 絵
童心社 出版
おすすめ年齢:2~4歳児

■あらすじ■
チョコたろうはチョコレートから生まれました。
ママとパパはチョコレートだったからです。

チョコたろうが一人前のチョコレートになった時、
ママに「甘いチョコレートをいろいろな人に配ってきなさい」
と言われ旅に出ました。

旅先でケンカしている人や悲しんでる人を見つけては、
チョコたろうはチョコをプレゼントしました。

チョコたろうにチョコをもらった人はその甘さに幸せな気分になりました。

しかしある日、あまりにもたくさんの人がチョコをもらいに来て…




■レビュー■
チョコから生まれたチョコたろう、
まさに桃太郎のオマージュですね。

話は全体的に柔らかいストーリーでちょっぴりおバカっぽくなっています(笑)
少しいろいろな方にチョコを配るつもりが、
そのまま数十年の旅をしたのですからびっくりです。

チョコたろうにチョコレートを貰った人はみんな幸せな気持ちになります。
確かにチョコレートが嫌いな人ってあんまり見かけないし、
気分が落ち込んでいる時に甘い物を食べると良くなりますしね。
自然と子ども達にそのことを伝えています。

途中で村の甘いものを全て奪っていった山賊が出てきます。
チョコたろうはこの山賊から甘いものを取り返すのですが、
昔話と違い、力で倒すのでなく、
チョコの甘さを利用して優しい方法で解決しているのも、
子ども達に読みやすいです。

裏表紙の絵では、チョコたろうは無事に家に帰ることができました。
ストーリーも後味が良く、読み終わると穏やかな気持ちになれます。

■読んだ子どもの姿■
子ども達はお菓子が好きなので、
チョコレートが主人公で気に入ってくれるでしょう。

ケンカをしている二人組には「ケンカいけないよ」
と言っていたり、
逆にチョコレートを上げすぎると、
「いっぱい食べたらダメってママが言ってた」
と教えてくれます。

絵本を読み終わって、
最後に裏表紙で家に帰る場面を見ると
「お家かえってきてるー」と最後の最後まで絵本に注目してくれる姿があります。

低年齢から年中まで幅広い子どもに読める絵本ですのでぜひ

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