絵本関係の資格や研修まとめ (絵本専門士、絵本セラピスト、絵本ソムリエなど)

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絵本読み(読み聞かせ)

絵本の読み聞かせをしていると、
だんだんと上達しているのは実感できますが、
もっといろいろな知識やテクニックを得たいですよね。

そんな時には絵本関連の資格を取得したり
研修を受けるのがおすすめです。

調べてみるといろいろあるので、
紹介したいと思います。

絵本関係の資格や研修

絵本専門士

絵本専門士』は独立行政法人の国立青少年教育振興機構が設けている民間資格です。

入札公告のお知らせ(国立能登青少年交流の家 コンセント設備増設工事) | 独立行政法人 国立青少年教育振興機構
国立青少年教育振興機構は、それぞれの立地条件を活かした特色のある活動を展開し、これからの社会を生き抜く力を育てるために必要な自然体験活動、集団宿泊活動をはじめ、多様な体験活動の機会の提供に努めています

年10日の講習を全て受けると取得することができます。
毎年2月に募集が始まりますが、
すぐに定員が埋まってしまうそうです。

受講料は65000円
受講資格は以下になっています。

●子供や絵本に関連する資格を有する者
例)1.司書、司書補の資格を有する者    2.保育士の資格を有する者
3.幼稚園教諭の資格を有する者     4.小学校教諭の資格を有する者

●絵本に関わる実務について、原則として3年以上の経験を有する者
例)1.図書館職員としての実務経験を有する者
2.保育士としての実務経験を有する者
3.幼稚園教諭としての実務経験を有する者
4.小学校教諭としての実務経験を有する者
5.福祉施設職員としての実務経験を有する者
6.絵本や児童文学の出版・販売の実務経験を有する者
7.絵本や児童文学の編集の実務経験を有する者

●絵本に関わる活動に携わり、原則として3年以上の経験を有する者
例)1.絵本の読み語り活動の経験を有する者
2.絵本に関するワークショップの実務経験を有する者

●絵本学や児童文学、美術について研究実績を有する者
例)大学院において児童文学の研究実績を有する者

となっています。保育士や幼稚園教諭をしていれば受講資格有ですね。

注意点として、
会場が毎年東京しかないこと、10回全ての講座を受講しないと取れないことなどが揚げられ、
保育園やこども園に正社員で勤務している人には厳しい条件となっています。

絵本セラピスト

絵本セラピスト』は絵本セラピスト協会が設けている民間資格です。

絵本セラピスト®︎になるには | 絵本セラピスト協会
EHON Therapist Association

1日8時間の講習を4日間受けた後、
オンラインでのフォロー講座を受講して、
試験に合格すると取得することができます。

受講料は150000円
受講資格は無く誰でも受講可能です。

注意点としては、
15万という高額な受講料と
講習、オンライン講習、試験と
資格を取得するためのハードルが高いことが挙げられます。

絵本セラピストはその名の通り、
絵本を通して相手の心を癒すことを目的としており、
セラピーの対象は子どもだけでなく大人も対象となっています。



絵本よみきかせマイスター

絵本よみきかせマイスター』は社団法人JAPAN絵本よみきかせ協会が設けている民間資格です。

絵本よみきかせマイスター®資格認定講座
ボランティアや生きがい作りで絵本の読み聞かせを行いたい方向けの資格認定講座です。

4日間の講習を受けると取得することができます。

受講料は88000円
受講資格は景山聖子さんが講師を務めるNHKカルチャー青山の講座を6回以上受けるか
プレ講座を受講完了した方となっています。

年に二回資格取得の機会があります。

私は絵本よみきかせマイスター講座を受講していませんが、
景山さんの研修を受けたことがあり、
絵本の読み方や絵本の選び方、
絵本に対する考え方がとても理にかなっているのでおすすめです。

子育て絵本アドバイザー

子育て絵本アドバイザー』は一般社団法人日本子育て協会が設けている民間資格です。

https://www.jacd.or.jp/kosodateehon-adnt/

リンク先にもありますが、資格にいくつかの区分があります。

・子育て絵本アドバイザー2級
集団での絵本の読み聞かせの基礎を培います。
1級への受講資格を得られます。

・子育て絵本アドバイザー1級
絵本の知識の応用、集団への読み聞かせのスキルの応用、講座の組み立て方の応用、講師としてのスキルを学び、演習を行います。
子育て絵本アドバイス講座を開催することができます。

・子育て絵本アドバイザートレーナー
子育て絵本アドバイザートレーナー®2級認定講座の開催と資格認定の権利が与えられます。

資格認定されるとワークショップなどを開けるみたいですね。
HPに載っていませんので、どういった講座を受けると認定されるのかは不明です。
受講費用も未記載です。

JPIC読みかせサポーター

JPIC読みきかせサポーター』は、一般財団法人出版文化産業振興財団が掲げている名称です。
資格ではなく、読み聞かせに関する技能や知識の講習会になっています。

基礎編 | JPIC 一般財団法人 出版文化産業振興財団
読みきかせに関心のある方を対象に、絵本の持ち方やプログラムづくりなどの読みきかせの基本の

私のおすすめは、読みきかせサポーター講習会です。
全国の都道府県で行われる1日の講習となっており、
絵本を読む時の基本姿勢や読む時の心構えや配慮など、
読み聞かせにおいて必要な技能を学ぶことができます。

それに加えて、絵本読みきかせに関するハンドブックや
絵本の見本などを講習を受けるといただけます。

費用は1000円と割安になっています。

絵本講師

絵本講師』とは、NPO法人絵本で子育てセンターが設けている民間資格です。

https://www.ehondekosodate.com/youseikouza.html

年6回の講習を受けて、各講習後に課題レポートが出されるので、
それを次の講習時に提出することで資格を得ることができます。

受講費用は88800円
受講資格は、
・絵本で子育てをする活動の普及、読書推進に興味のある方
・かつ、満18歳以上の方
となっています。

絵本講座を開くにあたり、どうしたらいいのかというノウハウを学ぶことができます。
例年東京と大阪で講習が開かれています。
関西の方が受けやすい資格となっています。

絵本ソムリエ

絵本ソムリエ』は阿蘇たにびと博物館事務所内「えほんのおうち」で行われている講習です。

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受講料は1回500円
受講資格は特にありません。

年7回の講座を全て受講すると絵本ソムリエ認定証がもらえます。

場所が熊本県の南阿蘇村というかなり地方のなので通うことが困難なのですが、
講座に絵本作家を読んでいたり、いろいろな絵本に触れられるので楽しそうです。

まとめ

絵本関係の資格はたくさんありますが、
どれも何度も講習を受けないといけなかったり、
会場が関東の東京近郊ばかりであったり、
費用が高いことなどから敷居は高いですね。

社会人として働いている方には資格取得がかなり難しいと思います。

今後私も絵本ソムリエのブログを運営しているので、
上記の資格のどれかを受講取得してみて、
レポートできたらなと思っています。

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