私しょうへーは保育士としてし保育園に長年勤務しております。
保育が好きで保育士になったのですが、
勤務する園が自分に合わなかったり、人間関係などがつらい時があります。
そんな時に園を変える転職活動をしようと思っている保育士さんもいると思います。
かくいう私も、
2019年度の途中に現在勤務している園から違う園に転職したいと思い、
転職活動をしました。
その結果新しい園に採用をいただいたので、
今後保育士で転職する方の参考になるように、
また自分の忘備録として転職活動でのことを記したいと思います。
※個人情報を特定されないよう、ところどころフェイクを入れています。
ご了承ください。
2度目の保育士転職活動
しょうへーの状況
転職活動を始めたしょうへーの状況について軽く説明します。
最初に勤めた保育園(社会福祉法人)に2年勤務し、
現在の保育園(社会福祉法人)に9年勤務していて、
2019年は9年目の年でした。
その通算11年目に保育園を転職しようと、
活動を始めました。
年齢は34歳でした。
始めた時期は2020年の1月末です。
とっても遅いですね。
本当にギリギリまで現在の園を続けるか、
それとも新しい園に転職するのか迷いました。
転職を決意した理由
転職を決意した理由についてはいくつかあるのですが、
①今の園が離職率が高く、役職がついている職員や年数が上の職員が
若い子達を続けられるよう配慮しない。
②保育士歴も10年を越えたので、役職に就きたい。
自分で園を回す側に立ちたいと思った。
③若い子を守る立場にいたので、上とのやり取りや衝突が辛かった。
また、園の性質が自然と勤務を厳しくしていることを理解し、
他の園を見てみたい、知りたくなった。
といった大きく3つの理由でした。
他にもいろいろな要素があるのですが、
大きく分けるとこの3つが決定的な理由になります。
一つ一つひも解いていきます。
①現在の園の離職率が高い。上の職員が下の子に理不尽であったり厳しすぎる
保育園あるあるかもしれませんが、
上の職員がすごい高圧的であったり、下の職員に多くの雑務を振りすぎていました。
私は中堅に位置していましたので、
若い職員から相談を受けたり、
下の職員に対しての高圧的な態度などを目の当たりにしたり、
上の職員が陰口を言っている場面に出くわすことが多かったです。
ただ、規模の大きな社会福祉法人の園だったため、
2、3年前までは職員も充実しており、
上の職員も「辞めたい人は辞めればいい」「若手のケアなど不要」
という態度でいても、園自体は変わらず回っていました。
でも私はその頃から「こんなことしていたらいつか園が回らなくなる」と
感じていました。
すると1年前から案の定、正規職員の数が足らなくなり、
パートや派遣職員で補うようになりました。
その結果、正規とパートでは労働時間や責任の重さが違いますし、
園の行事ややり方も一から教えないといけないため、
さらに職場環境が悪くなり、離職者が増え、負のスパイラルに足を踏み入れて状態です。
その中で私が、
『新規採用者が大幅に減っているので、入ってくれた職員を長く続けていけるようにしないといけない』
『そのためにはこうした方がいい。こういうところを改善しましょう』
と働きかけましたが、聞き入れてもらえず、離職者は減りませんでした。
そういった状況に絶望し、転職を決意するきっかけになりました。
②保育士歴が長くなったので役職に就きたいと思った
一つ目の転職理由の中で、
下の世代の職員がどうしたら続けられるかを考えて、
上司や法人本部にいろいろ案を出したり、
動いたのですがまったく実らなかったので、
『自分が主任や園長という立場ならもっと変えられたのかもしれない』
と思う様になりました。
社会福祉法人の園は家族経営の園が多く、
園長は大体親族や親戚がなることが多かったり、
主任、副主任に至っても年数が上の職員がたくさん順番待ちをしていたりと、
役職に就くのは何年後なんだという状況が多いと思います。
私のいた園も同じで、下の職員をないがしろにする主任、
ほとんど園におらず(園外の研修、会合にばかり行く)、園内の事に関心が薄い園長がいましたが、
向こう何年もずっとそのポジションにいることは明らかでした。
その中で、保育園は今の園だけじゃないから、
どこか違う園に行こう。
それならいっそのこと園長か主任で転職活動をしてみよう
と考えました。
これだけ保育園があるのだから、どこかに役職募集があるに違いない。
Twitterでは株式会社の園なら役職募集が多いと聞いたこともあるな
ということで転職活動を決意しました。
③現在の園の勤務がしんどい
これは正直なきっかけですね。
園自体の特色として、幼稚園並に教育に力を入れていました。
体育(マット、うんてい、鉄棒、跳び箱、縄跳びなど)、
音楽(タンブリン、カスタネット、木琴鉄琴、鍵盤ハーモニカ、ハーモニカ、鼓笛隊など)、
英語、漢字、スイミング、躾、ラグビーなど
これでもかっていうぐらい教育内容が多く、レベルも高いものを要求されました。
しかし、変な話ですが私もある程度子ども達に教えることができていたので、
ずるずると勤務を中堅になるまで続けてしまいました。
ただ準備から設定保育で教えることから主任にOKをもらうまでが
本当にしんどかった。
「こんなのが保育の本質じゃない」とずっと考えていました。
また、前述の通り下の職員を庇う、擁護する立場にいたため、
上の職員と衝突をするのがしんどいしんどい。
こちらがどれだけ下の職員が辛いか、
離職者を減らす意識を持って欲しいと訴えても
まったく変わることがないため、
本当に疲れました。
それならば他に素晴らしい職場環境を作っている保育園はあるんじゃないかと思いました。
この園じゃ長く続けることができないなと感じた理由です。
まとめ
私が経験した転職活動のことについて記しましたが、
長くなったのでいくつかに記事を分けます。
今回は転職した時の状況と転職理由について書きました。
本当は一つの園を定年まで続けることができれば一番良いのですが、
中々上手くいかないこともありますね。
(Twitterでも園での暗い話をよく目にします)
そんな中で転職をして職場を変えるのも一つの手ではないでしょうか。
続きがアップできたらまたお知らせします。
※5月2日追記
続きです。
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