ねじめ正一 作
山村浩二 絵
すずき出版 出版
おすすめ年齢:1~4歳児
■あらすじ■
ぼくは町にある小さな動物園に行きました。
その動物園の動物達はとても面白いです。
ライオンがたてがみを広げてひまわりみたいになったり、
ペンギンはスケボーに乗っているし、
ゴリラは胸をドンドン叩いてフルーツを吐き出してくれます。
他にもいろいろな動物がいますが、
最後にゾウさんが鼻から水を含んで…
■レビュー■
動物園に出てくるメジャーな動物がいろいろ出てくる絵本です。
いつの時も子ども達は動物が大好き、
そんな私も動物が好きなので、
動物が出てくる絵本はついつい読んでしまいます(笑)
ライオンがたてがみを広げるとひまわりみたいになったり、
ヘビが輪っかになってフープになったりと、
子どもが「こんな風になるかも」「これに似てる」といった想像を
実際に描いているのが楽しいです。
絵本の構成もとってもシンプルで、
見開きページに動物とその面白い技が描かれていて、
文章は一文と短めとなっています。
そのため、年齢の低い子どもには内容が伝わりやすく、
年齢が高い子どもには想像を掻き立てる余地を残してくれるでしょう。
■読んだ子どもの姿■
冒頭の動物園に来たという文章の時点で、
すでに絵本を読む気になってくれます。
ペンギンがスケボーをしている場面では
「かっこいい!」などと反応を見せたり、
キリンのヘリコプターにも笑顔を見せてくれます。
最後のページの全動物が写っているのを見て、
「〇〇(動物の名前)いたー」などと絵を楽しむ姿も見られます。
シンプルで短い絵本ですので、
隙間時間や年齢が低い子どもにもおすすめです。
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