私しょうへーは2018年に念願のマイホームを購入しました。
新築一戸建ての注文住宅を購入し、一国一城の主となりました。
(35年フルローンですが笑)
当時の購入の際に住宅価格とは別の
『諸経費』なるものを各所に払う必要がありました。
けど諸経費っていったい何だろう?
って思いますよね。
諸経費について詳しく説明したいと思います。
諸経費とは
私がマイホーム購入を検討していた時に、
「3000万~4000万の価格帯で立地や条件の合うものをピックアップしました。」
という不動産屋さんの話を聞いた後に、
私が
「じゃあもしこの3000万の家ならそれの金額をローンを組んで払う感じですね?」
というと、
「はい、それ以外に住宅受け渡しまでに諸経費が必要になりますのでお忘れなく。」
と不動産屋に言われました。
『諸経費』ってものが住宅価格とは別に必要となるわけですね。
物件情報の中の販売価格がその物件の値段になりますが、
それ以外にかかる費用が諸経費というわけです。
私の担当をしてくれた不動産屋さんはとても親切で、
資料を見せながら諸経費の説明をしてくれました。
諸経費の一覧
不動産を取得する時に必要になる諸経費を項目ごとに表にまとめるとこんな感じです。
※簡単にまとめていますのであしからず。
仲介手数料 | 仲介を行った不動産会社に支払うお金。 報酬額は売買金額が200万円以下の場合は(5%+消費税)以内。200万~400万円以下の場合は(4%+消費税)以内。400万円以上の場合は(3%+6万円+消費税)以内と定められている。 |
表示登記手数料 | 登記簿謄本上に買主の物件(土地・建物)を記載するために必要な手数料です。(測量事務所に支払う) |
保存登記手数料 | 登記簿謄本上に買主の名前(所有権)を記載するために必要な手数料です。(司法書士に支払う) |
銀行保証料 | 住宅ローンを組む時に銀行が保証人の代行をするための費用です。 ローン借入額によって金額が変わる。 (その他に、金銭消費貸借契約印紙代、事務手数料、出資金などが必要) |
火災保険料 | 土地・建物に対しての火災や地震に対する保険料。 保険会社やそのプランによって料金が違う。 ローン年数分を一括払いする。 |
固定資産税 | 土地・建物を所有していると発生する税金。 年一回請求が来る。 |
契約書印紙代 | 売買契約書に貼付する印紙の代金。本来は、買主別個負担となる。 |
これだけの種類のものがあり、それらを総称して諸経費としています。
ではどういったものなのか順番に見ていきましょう。
仲介手数料
物件を紹介している不動産屋に対して支払う仲介料となっています。
物件を直接ハウスメーカーや持ち主から購入した場合にはかかりません。
なので、自らが物件を所有しているハウスメーカーからの購入をおすすめします。
表示登記手数料
土地建物の総面積や延べ床面積、構造などを測量してもらい、
登記簿謄本に載せなければいけないので、
その測量結果を記載する時に発生する料金となっています。
そのため、測量をした測量事務所に支払うことになります。
保存登記手数料
登記簿謄本に所有権を記載する時に発生する手数料です。
司法書士が登記を代行してくれるため、司法書士に支払います。
銀行保証料
本来ならば、住宅ローンを組む時に保証人とつけなければいけません。
なぜなら、ローンの返済が必ず行われるかの保証がないと銀行もお金を貸せないからです。
その為の担保として、銀行が保証を代行するための費用となります。
要は、何も保証なしに大金を貸すのはリスクがあるので、
保証をつけるためのお金です。
詳しくはこちらが分かりやすいです↓
住宅ローンを組まずに現金一括で物件を購入した場合には必要ありません。
火災保険料
住宅ローンを組んだ場合、
完済するまでは土地・建物はローン借入先金融機関のものです。
そのために万が一建物が災害で損傷、焼失してしまっても負担がないよう火災保険に加入します。
様々な保険会社があり、プランも多岐に渡るため、
自分に必要なものは何かを考えながらあ選ぶといいでしょう。
固定資産税、契約書印紙代
上記の表の通りになっています。
まとめ
住宅購入金額以外の諸費用について説明しました。
物件の金額以外にもいろいろなお金がかかってしまいますね。
知らずに物件を購入して、
後から「諸費用でいくら必要になります。」と言われるとショックですよね。
知っておいて諸費用を含めてマイホームの検討をしてみてください。
この記事ではそれぞれの費用をざっくりとしか説明していないので、
不動産屋に尋ねるか、Google検索で「表示登記手数料とは」などと検索すると
より詳しく説明があると思います。
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