第二種電気工事士 技能試験不合格からリベンジするために【不合格者必読!】

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消防設備士

私しょうへーは消防設備士として働いています。

消防設備の点検だけでなく、工事もするようになりましたので、
第二種電気工事士の資格を取ろうと去年の下期試験を受けました。

結果は、筆記試験は合格しましたが、技能試験で不合格になってしまいました。

第二種電気工事士の技能試験は不合格ですとこんなにあっさりしたハガキしかきません。

自分が組んだ問題内容の中で何が欠陥で不合格なのかが分からない状態になっています。

次回の試験の1回のみ筆記試験は免除になるため、
何が何でも合格したい!

そのためにどうすれば合格できるか対策を考えました
同じ様に技能試験不合格だった方にとって解決策になる内容が含まれていると思います。

(それくらい対策を考えて実践しました!)

私と同じ様に技能試験が不合格だった方はぜひ読んで参考にしてください。

技能試験が不合格だったら、合格のためにすること

1回だけチャンスがあるので気持ちを切り替える

第二種電気工事士技能試験に不合格でも、
次回の試験のみ筆記試験免除で技能試験だけ受験することができます。

つまり、筆記試験の勉強が必要無いので技能試験の練習に専念できるのです。

また、一度会場で試験を受けているので、
試験中の雰囲気や実際の材料の配布方法や試験の流れなどを把握できています

1回目の時には未知だった部分を知っているアドバンテージがあるので、
必ず活きてきます。

2回目の技能試験も不合格だと、また筆記試験からスタートになるのでうすが、
有利な面が多いので対策をしっかり立てて臨めば合格はできます!

電気技術者試験センターがHPに載せてる欠陥事例をしっかり読む

第二種電気工事士の技能試験には、
公式が「技能試験の概要と注意すべきポイント」というpdfを載せています

技能試験とはどういうものか、欠陥になるのはどんな施工なのかが書かれています。
(誰でもダウンロードして読むことができますよ)

欠陥の判断基準等について | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター

私は1回目の試験の時にまったく読まずに試験に挑みました。

今考えると大きな間違いでした。

何をすると不合格になるのかを知らずして、練習をしても知らないうちに欠陥を作ってしまう可能性があります
そのため、絶対に読んでおくべきです。少なくとも技能試験に落ちている私の様な方は必ず!

私は印刷して冊子にしていつでも読めるようにしました。
技能試験の練習は実際に工具や材料を使うのでまとまった時間とスペースが必要ですが、

欠陥事例などは文章なのでいつでも読めます。

こんな風に結構丁寧に解説が書かれてあります。

技能試験と同じ月に違う試験を入れない

私の敗因のうちの一つに、
第二種電気工事士技能試験と同じ月に消防設備士甲種4類試験を入れてしまったことが挙げられます。

12月17日(日)に消防設備士甲4試験、その翌週の12月24日(日)に第二種電気工事技能試験がありました。

私は消防設備士をしていますので、どうしても甲4試験の方の勉強を優先してしまい、
二種電工技能試験の練習の時間が少なくなってしまいました。

リベンジの第二種電気工事技能試験のある7月には、
他の試験を入れないようにし、技能試験の練習のみに集中
します。

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なぜ不合格だったのか、欠陥であろう内容を予測する

第二種電気工事士技能試験の結果通知では、
どの部分が欠陥で不合格になったのか書いていないため分かりません。

こうなると試験で作った回路を思い出して、
欠陥として思い当たる部分を探して潰していきましょう。

引掛けシーリングの絶縁被覆は少しでも見えたら欠陥

私の場合、思い当たる節として引掛けシーリングの絶縁被覆が台座から出るところまで見えていた可能性があることです。

引掛けシーリングの施工は欠陥事例として最も多いのでみなさんも注意してください!

私は1回目の技能試験を受けた時にケーブルシースを2cm剥いて、
引掛けシーリングのガイドに合わせて絶縁被覆を剥いてシーリングに接続し、
最期にケーブルをシーリングの方へ押し込んでいました。

この方法ですと、引掛けシーリングの台座から絶縁被覆が少し見える可能性があります。

そのため、対策としてケーブルシースを1.5cm剥いて施工することにしました。

ケーブルシースを1.5cmで剥くことで、ほぼ絶縁被覆が見えない状態で施工することができます。

施工後、ケーブルを折り曲げてもシーリングの台座から絶縁被覆が見えていません
この状態が良好な施工
といえます。

第二種電気工事士技能試験の公式から出している欠陥事例についてには、
台座の下端から絶縁被覆が5mm以上露出していると欠陥」とありますが、

おそらく少しでも絶縁被覆が見えていれば欠陥になるのでしょう。

私の中で一番思い当たる部分が引掛けシーリングの内容でした。

ボックスコネクタとねじなし電線管の接続が甘かった(緩くて触ると動く)

私のもう一つ欠陥の可能性として思い当たるのは、
ボックスコネクタとねじなし電線管との接続が甘かったことです。

私は令和5年下期の技能試験で候補問題の11番が出題されました
この問題はボックスコネクタにねじなし電線管を接続する箇所が出てきます。

結論からいうと、
ボックスコネクタとねじなし電線管を接続する時は、
ロックナットをウォーターポンププライヤーで挟んで固定し、
手でねじなし電線管を回して締め付ける
ことが大事です。

私はロックナットをプライヤーで回して締めただけなので、
接続が甘く、緩かった可能性があります。

ちなみに分かりづらい項目でロックナットの向きがありますが、
正しいのはへこんでる側がボックスコネクタ側になる向きとなります。
ここも間違いやすいので確認です。

写真の方向ですね。

そしてキツく締めるには、
ロックナットをウォーターポンププライヤーで挟んで固定し、
ねじなし電線管をを手で回して締め付けましょう。

これでカチカチに締めることができます。

あると便利な工具、アイテムを追加する

技能試験の施工の際に、
作業がスムーズに進むように工具などを追加しました。

一つ目が「アルスのケーブルカッター」です。

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いわゆる電工ハサミというやつです。

技能試験ではVVFや電線を切断する場面が多いのですが、
私はペンチを使って切断していました。

ペンチだと力が結構必要なうえ、切った電線が飛んでいくことがありました。

ですが、このケーブルカッターですと簡単にケーブルが切断でき、
力もそんなにかけなくても切ることができます

本当にスパスパ切れるので時短にもなるため、今回から使用することにしました。

二つ目が「ホーザンの合格クリップ」です。

こちらは電線を束ねるクリップになっており、
リングスリーブや差し込みコネクタで接続する電線同士をクリップしておくことができます。

繋ぐ電線の仮止めをすることにより、
違う作業に移った後も、どの線を繋ぐかが分かるようになるので、
スムーズに作業ができます。

私は、技能試験に合格した友人にこのクリップを借りて今回の試験に挑みます。

まとめ

第二種電気工事技能試験に不合格だったので、
2回目の技能試験で合格できるように対策を考えました。

・次の1回は筆記試験が免除になる
・電気技術者試験センターのHPにある「技能試験の概要と注意すべきポイント」を熟読する
・技能試験の月に違う資格試験を入れず、技能試験のみに集中する
・欠陥だろうと思われる部分を予測して欠陥にならない施工を考える
・便利な工具やグッズを使用する

といった対策を立てました。

対策を立てて練習をし続ければ、
気持ちの面でも技術の面でも安心できると思います。

一度技能試験が不合格だった方は私と一緒に頑張りましょう!
必ず合格するぞ!!

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